2014年5月10日土曜日

2014年(22回)鍼灸国試解答・解説26~30 解剖学

鍼灸学校3年生の方はこの1年で模試というものを何回か受験するかと思います。
これは私の経験なので、あくまでも個人的な意見ですが…知識が曖昧でいまいち分からなかった時は、直感的に選んだ番号がなぜか当たるということです(笑)。やっぱりこっちだったかな~と答えを書き換えるとダメなんです。なぜでしょう? いまだに分かりませんが、これが直感ってやつですかね。

2014年(第22回)鍼灸国家試験 解剖学はこれで完了です。まだまだ第21回以前の問題もありますから皆さんご自身でどんどん解いてくださいね(^^)

解剖学 解答・解説

問題26
  • 解答.1
内包は、内包前脚は尾状核頭とレンズ核の間、内包膝は前後脚の移行部、内包後脚は視床とレンズ核の間にあり、水平断面では「く」の字形を呈する。大脳皮質中枢と脊髄を連絡する重要な求心路と遠心路の投射線維が必ず通過する場所である。

問題27
  • 解答.4
  1. 毛様体神経節は動眼神経の副交感神経で瞳孔括約筋・毛様体筋の調節経路。
  2. 翼口蓋神経節は顔面神経の副交感神経で涙腺へ向かう経路。
  3. 顎下神経節は顔面神経の副交感神経で顎下腺・舌下腺へ向かう経路。
  4. 耳神経節は舌咽神経の副交感神経で耳下腺へ向かう経路。

問題28
  • 解答.4
腕神経叢の後神経束から分かれるのは、肩甲下神経、胸背神経、腋窩神経、橈骨神経である。

問題29
  • 解答.2
腰神経叢の枝で筋裂孔を通るのは腸腰筋、大腿神経、外側大腿皮神経が通る。
また、筋裂孔の隣(内側)には血管裂孔があり、大腿動脈、大腿静脈、恥骨筋、大腿輪が通る。

問題30
  • 解答.3
  1. 黄斑の中央部は中心窩である。
  2. 水晶体と虹彩の間の空間は後眼房という。
  3. ※シュレム管は強膜静脈洞とも言い、毛様体から分泌された眼房水を吸収する。
  4. 網膜の色素上皮層は単層立方上皮よりなる。




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