2014年9月8日月曜日

目標点数を決める。

9月8日 月曜日。今晩は中秋の名月です。今日はお月さまを見上げてみてくださいね。



さあ、今回は鍼灸国家試験の配点についてのお話です。がむしゃらに問題を解くのもいいですが、どの教科を何点取ればいいのか?をはっきりさせておく方が、より計画的に勉強ができると思います。参考までに鍼灸国家試験のざっくりとした点数配分と目標点数を載せておきます。

まず、鍼灸国家試験の点数配分。


医療概論 2点
衛生学 8点
関係法規 4点
解剖学 16点
生理学 14点
病理学 7点
臨床医学総論 10点
臨床医学各論 22点
リハビリ学 8点
東洋医学概論 14点
経絡経穴学 17点
東洋医学臨床論 18点
はり理論 10点
きゅう理論10点
計 160点満点(はり師・きゅう師同時受験の場合。どちらか一方は150点満点。)


☆合格基準は得点率が60%以上であること。


さて、皆さんは60%以上の点数をどのような戦略で獲得しますか?
まず、60%以上ということは、160点×0.6(60%)=96点なので不適切問題が仮に数問あった場合を考えると最低でも100点は取らないと合格発表まで心配なところです。


では、私が考える獲得すべき得点の配分です。
医療概論→運次第。
衛生学→ 5 / 8
関係法規→ 3 / 4
解剖学→ 12 / 16
生理学→ 11 / 14
病理学→ 4 / 7
臨床医学総論→ 8 / 10
臨床医学各論→ 16 / 22
リハビリ学→ 5 / 8
東洋医学概論→ 12 / 14
経絡経穴学→ 15 / 17
東洋医学臨床論→ 15 / 18
はり理論→ 8 / 10
きゅう理論→ 8 / 10
計122点


まず要なのが、午前に行われる解剖学と生理学です。この2つの教科を足すと約30点。この解剖・生理学で合計20点以上ないと相当苦しい戦いを強いられます。
そして、午後に行われる東洋医学系問題。東洋医学系の約50問は、はっきり言って点数を稼ぐ所です。東洋医学概論、経絡経穴などは勉強した分だけしっかり点数が取れます。今からでも全然遅くはないので、苦手な方もコツコツ勉強してください。
あと、最後のはり理論ときゅう理論は気を抜かずに解いてくださいね(^^)

試験の点数配分、皆さんなりにどの教科を何点取るか、一度考えてみてください。そうすると自分のやるべき勉強、弱い教科などが分かってくるはずです。


2014年9月1日月曜日

仲間と学ぶこと。

9月1日 月曜日です。どうも丹羽です。

だいぶお久しぶりになりました。お元気ですか?今日から新学期といった感じですね。
私は今年からやっと重い腰を上げて易経の勉強を始めました。参考書を買って約3年間本棚にキレーイにしまっていた本を今年やっと開いたわけです。なぜ3年も放置していたかって?それは一人では心挫ける膨大な量と難解さだからです。基本的には勉強は一人でするものだと思いますが、同じ学びをしている人たちが集まって一緒に勉強をすることは内容が2倍にも3倍にも膨れ上がる可能性があります。(時に内容が脱線することもあったりですが…)。一人では気づかない視点や、間違いを直してくれる仲間が勉強には大切だと思います。

鍼灸学校には様々な年代・職業・価値観を持った方々がいらっしゃいます。3年生はクラスの雰囲気の良し悪しで勉強の出来具合いに影響することもあります。どうぞ皆さんクラスメイト・違う学年のお友達などを大切にしてくださいね。そして3年生の皆さん、国家試験まであと半年です。あと半年、勉強での踏ん張りと仲間と同じ教室での学びの時間を楽しんでくださいね。