2014年4月23日水曜日

勉強法の基本

どうも。丹羽です。
三日坊主ではないのですが…久しぶりになってしまいました。

さて、前回の続きの勉強法についてのお話。

まず、結論からお話しすると
一番効率の良い方法は、問題をたくさん解いて問題慣れすることです‼︎
前回のブログで問題集を用意して下さい。とお伝えしました。その手元の問題、秋まですっごく綺麗なままで置いてある…ってことは無いようにして下さいね(^_^;)
最初はうわっ!こんなにやるの(~_~;)と気分が重いかもしれません。
しかし、何事もコツコツが大切です。
始めは解剖学・生理学・経絡経穴・東洋医学概論をやってみましょう。
2014年第22回の国家試験を例にします。

解剖学
問題15 腹膜を形成する上皮で正しいのはどれか。
1.移行上皮
2.円柱上皮
3.線毛上皮
4.扁平上皮

さて、勉強の仕方です。
①問題を解いてみる。
②答えをみて正誤を確認。
③「〜誤っているのはどれか。」という問題は答えが間違った文章なので、何が間違っているのかを考え、正しく直してみる。
「〜正しいのはどれか。」や「~はどれか。」という問題は答え以外の文章は誤っているので、その誤りを正しい文章に直してみる。
④教科書や授業プリントを見てしっかり確認する。その際に問題集ノートを用意して、ノートに答えや正しく直した文章を書いていくといいです。

はい、先ほどの問題の解答は4ですね。
まずは4を自信を持って選べることが大切。
正解した人、1点獲得です!

では、「~正しいのはどれか。」問題ですので、その他の選択肢を正しく直してみましょう。

問題15.
1.移行上皮は最も伸縮性が高い上皮で、腎臓(腎盂・腎杯)や膀胱、尿管などの尿路系の上皮ですね。

2.円柱上皮は2種類あります

  • 単層円柱上皮⇒消化器系(胃・小腸など)
  • 重層円柱上皮⇒結膜円蓋、軟口蓋など

3.線毛上皮は鼻腔、気管、気管支、卵管などの上皮ですね。
線毛があるので、呼吸器系は異物が入ってこないようにブロックする働きと、卵管は卵巣から排卵させた卵子を子宮まで運ぶ役割があります。私はこれを勉強したときに、運動会の大玉送りを連想していました(笑)。

4.扁平上皮は

  • 単層扁平上皮⇒体腔内面を覆うので、胸膜、腹膜、肺胞、血管の内面など
  • 重層扁平上皮⇒分厚く覆って保護する役割なので皮膚の表皮、歯肉、咽頭など

このように1つずつ選択肢を見ていき、ノートにまとめていきます。
面倒くさいな~って思うかもしれませんが、1回コツコツやっていけば、2回目からは自分で作ったノートを確認ノートとして使えばいいので楽です。
これから問題集は2、3周と繰り返し解いていくことになります。
どうぞ最初の手間を掛けてやってください。

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